我が国では高齢化の進行に伴い老人ホームのニーズが拡大し、現在では公的施設だけでも約1万ヶ所を超えています。老人ホームはデイサービスから永住できる施設まで多種多様にあります。老人ホームを利用する際にはその目的によって確認すべきこと、決めておくべきことがいろいろあります。まずは老人ホームのタイプを決めることから始まります。どのタイプの施設に入所するのかによって入所条件が変わってきます。次に入所期間です。長期間介護してもらいたいのか、短期間でよいのか、デイケアでよいのか、事前に考えておきます。
以下のことは入所者にとって大事なことなので、老人ホームへ入所する時には必ず確認します。
●ケアプラン・・介護のために何をすればよいのか、どんなサービスが受けられるのか自分達には何もわかりません。老人ホームのケアマネージャーに介護保険に基づいたケアプランを作成してもらいます。
●サービス内容・・どのようなサービス・介護を受けられるのか、確認します。入所者の権利も確保しなければなりませんし、長期入所となれば、生活の基盤も築かなければなりません。
●料金・・介護保険からどのくらい給付を受けることができるのか、自己負担はどのくらいになるのか、等を確認します。無理のない資金繰りの中でサービスを受けることが重要です。
老人ホームでの入所生活の中では以下のことも重要です。
●地域との連携体制・・病院や市町村、居宅介護支援事業者、等に依頼することが出てくることもありますので、連携体制を確認しておきます。
●医療行為・・薬の服用や医療行為に関してはどこまで認めるのか、制限することはあるのか、等を打ち合わせます。
●記録・・入所者の施設における生活や体の具合を確認するための記録の閲覧方法を調べておきます。
●解除、退所・・途中で契約を解除する場合、契約が終了して退所する場合の手続きを確認します。特に預けておいた金品の精算や返還は重要です。
●秘密の保持・・老人ホームに入所者や家族の個人情報を提供することになります。情報の守秘は施設の義務です。
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